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● 和田はつ子

「木乃伊仏」(角川春樹事務所)

文化人類学者日下部と女刑事水野の活躍シリーズ。

江戸時代、一人の男が木乃伊仏にさせられた。男の妻子は殺され、ただ一人残った長男は行方知れず。彼は怨んでこの世を去った。

それから時が流れ現代になった。日本海でクルージングを楽しんでいた黒枝真也たちが、塩漬けのミイラのような姿で発見された。そして、真也の兄で検死をした芳樹は、何者かの声に導かれ交通事故に遭い重体に陥るが、回復とともに奇妙な行動を起こしだす。

次々と起こる怪事件は、あの江戸時代に殺された男の恨みなのだろうか。

日下部と水野刑事はこの不可解な事件を無事解決することができるだろうか。

(文/ののこ)

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「花びら葵 口中医桂助事件帖」(小学館文庫)

口中医、今で言う歯科医師の桂助は大店の息子。彼は仕事を通じていろいろな事件に巻き込まれていく。

自分の商売の欲望のために汚い手を使おうとする岩田屋。それを阻止し人を守ろうとする桂助。

余余姫シリーズと同じ作者で時代小説だが、意外と面白く夢中にさせてくれる。

(文/ののこ)

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